**はじめに — 紹介を増やす仕組み(竹内さん)** 紹介が増える時、それは紹介がしやすい状態(簡単な状態)が作られている。 無料資料のダウンロードや説明会参加など、最初の「階段」が低いほど良い。 紹介者が「自分が良いことをしている」と感じられる体制づくりが重要。 例: アイシングクッキーが抽選で当たるキャンペーンなど、言い出しやすい話題提供。
**参加者からの個別相談** 1. 山本さんの課題とリソース配分 相談内容: 子育て中のリソース配分、インスタのリール動画制作、全国の市役所への販路拡大アプローチに迷い。 (竹内さん)回答: 子育ての状況を考慮しつつ、思いついたアイデアは全てやるべき。 忙しくなり、事業が成長すれば、お手伝いさん(家事代行など)を雇い、子育ての時間を補填できる。 儲かったお金は全て人件費や投資に回し、事業を拡大するフェーズ。 「今が人生で一番忙しい時だと思って一生懸命やるべき。」 旦那さんの協力も得ながら進める。
**ゲスト講師「脱税理士菅原くん」こと菅原裕一氏とのQ&Aセッション** 菅原さんのご紹介と自己紹介 紹介者(竹内さん): YouTubeチャンネル登録者120万人以上、「脱税理士菅原くん」。著書『タピオカイはどこへ行った?』は12万部超の大ヒット。令和の虎、FCチャンネルなどでも活躍。 菅原さん自己紹介: YouTubeチャンネル「脱税理士菅原くん」運営。 YouTubeは始めて2年8ヶ月で128万人登録(現在は123万人)。 メインは企業財務コンサル。 「SMG経営塾」という経営者向け塾も運営。 竹内さんとは令和の虎、FCチャンネルで共演。竹内さんのYouTubeを初回から見ていたファン。 2. 菅原さんへの質問1: YouTubeを始めたきっかけ(竹内さん) 質問内容: なぜYouTubeを始めようと思ったのか? (菅原さん)回答: 小山達夫氏(マーケティング侍龍先生)の無料動画を見てYouTubeの素晴らしさを知り、小山氏に興味を持つ。 小山氏のYouTube講座に100万円払い参加。YouTubeをやるつもりがなかったが、「あなたがやったら一番伸びる」と言われ挑戦。 カメラに向かって話すのが苦手だったが、避けていたことに挑戦。 1年で10万人目標だったが、4ヶ月で10万人達成。その後も毎月4万人ペースで増加。 成功要因: 毎日投稿: YouTube側から高評価を受け、おすすめに表示されやすくなるため。 YouTube機能の活用: ショート動画やコミュニティ投稿など、機能を積極的に使うことでYouTubeに評価されやすくなる。 (竹内さん)補足: 一つ一つの視聴回数に左右されず、毎日投稿する意味があることを再認識。 3. 菅原さんへの質問2: YouTubeからのマネタイズ動線(大友さん) 質問内容: 個人的な集客事業がキャパオーバー。菅原さんのYouTubeからのマネタイズ動線と、小山さんの指導で組んだものか。 (菅原さん)回答: YouTube開始当初はマネタイズの意図はなかった。 小山氏から「こんなに伸びたらマネタイズしないともったいない」と言われ、後から「SMG経営塾」を立ち上げた(バックエンド)。 YouTubeから公式LINEへ登録を促し、LINEのステップメールで経営塾に誘導している。 現在、経営塾の会員数は2000人規模。 4. 菅原さんへの質問3: 士業事務所の組織化(森久保さん) 質問内容: 自身の行政書士事務所の組織化に悩んでいる。食えない同業者との連合体か、資格を持たない事務員・社員を雇ってかっちりとした組織を作るべきか。 (菅原さん)回答: 14年前に独立し、10年で100人規模・10億円目標の士業総合コンサルティング会社を目指した。 税理士、社労士、司法書士、中小企業診断士、公認会計士、弁護士を集めてグループを作り、25名規模まで拡大。 しかし、「士業をまとめるのは無理だ」と感じ、5年目で解散。 企業財務に特化し、少数精鋭の組織(税理士1名、資格を持たない社員5名)に変更。 結果として、25名いた時よりも、現在の6名の方が売上・利益ともに何倍も高い。 組織化のポイント: 顧客満足度: 規模が大きい士業事務所は、新人が顧客担当になることが多く、顧客満足度が低い傾向がある。 顧客の視点: 「医者に見てもらいたいのか、病院のスタッフに見てもらいたいのか」という顧客の要望を理解する。 理念: 「役員(社員)を幸せにするために会社をやる」という思いで継続してきたことが成功につながった。 現在は、社員が「新しいスタッフを入れたい」と言わない限り採用しない方針。 (竹内さん)補足: 人のために動くという視点の重要性。 5. 菅原さんへの質問4: 中小企業・個人事業主におすすめの節税(いはさん) 質問内容: 中小企業や個人事業主におすすめの節税策。 (菅原さん)回答: 小規模企業共済: 加入できる人は絶対入るべき。会社規模が大きくなってからだと入れないが、小さいうちに入れば継続加入可能。 倒産防止共済(経営セーフティ共済): 必ず入るべき。節税効果が高く、資金繰りも改善する。この制度を案内しない顧問税理士は変更を検討すべき。 (竹内さん)補足: 会社が複数ある場合、それぞれで加入できる可能性もある。 6. 菅原さんへの質問5: 経営者として一番良かった自己投資(のんさん) 質問内容: 経営者として今まで行った自己投資の中で、一番良かったもの。 (菅原さん)回答: 学び: ダイレクト出版のマーケティング教材を多数購入し、マーケティングを徹底的に勉強。 アクアグメントという研修会社の研修を、10年間毎年受講。 ブランディング: 「士業という硬くてダサいイメージを変えたい」という思いから、見た目のブランディングに注力。 1着50~60万円するオーダースーツを着用。他の税理士が絶対に着なさそうな派手なチェック柄のスーツを注文。 自身のキャラクターやブランディングをどう構築するかを常に意識してきた。 (竹内さん)補足: ビジネスで成功するために重要な能力は「セールス、コミュニケーション、論理的思考力」。 「マーケティング」は人の心理学も含まれる「セールス」に通じる。 菅原さんは税務だけでなく、マーケティングやセールスの勉強もしているから成功している。 経営者が身につけるべきは「営業力」。高額な商品を売りにくい手法で売る経験が一番の勉強になる。 7. 菅原さんへの質問6: 資金調達方法と共同経営の失敗理由(岸さん) 質問内容: 共同経営で事業を行う際の資金調達方法(出資、融資、役員貸付以外)。共同経営が失敗する理由。 (菅原さん)回答: 資金調達方法: 中小企業においては、経営者が100%出資することを推奨。 資本金は300万円程度を自己資金で用意し、銀行から600~700万円の融資を受け、合計1000万円程度で事業をスタートするイメージ。 共同経営が失敗する理由: 結婚と同じで、価値観や意見がずっと一緒なわけがない。お金や生活が絡むと、価値観が変わり、意見の衝突が必ず起こる。 共同経営でうまくいくのは1割未満。 うまくいっているケースは、社長と専務のように上下関係がはっきりしている場合が多い。平等な関係でうまくいっているのはほとんど見たことがない。 種類株について: 議決権がない種類株であれば、出資だけをしてもらう形としては問題ない。 8. 菅原さんへの質問7: 税金の知識がないと痛い目を見る失敗例(りょんさん) 質問内容: 税金の知識がないと痛い目を見る代表的な失敗例。 (菅原さん)回答: 事業承継時の自社株評価: 利益を上げ続けると自社株の価値が上がり続ける。 自社株は個人の持ち物であるため、子供に事業承継する際に多額の贈与税や相続税がかかる。 例えば、2億円の価値がある株を子供に引き継ぐ場合、1億円の贈与税が発生する可能性も。 実際にソニーの創業者である盛田昭夫氏の妻が、相続税を払えずに自己破産した事例もある。 対策: ゴール地点でどのような税金がかかるかを理解し、株価を下げる対策や、売却益で税金を払う、有料ストップオプションの活用などを検討する必要がある。 (竹内さん)補足: PL(損益計算書)の表現が製造業ベースであり、他の業種には分かりにくいという問題提起。 菅原さんも、顧客には事業計画を作る際にPLを業種に合わせて並び替えていると同意。 「利益とお金が違う」という点を理解しておくべき。 9. 菅原さんへの質問8: YouTube「1%戦略」の適用時期(ハリキさん) 質問内容: YouTubeチャンネル開設1ヶ月、登録者100人未満の段階で、菅原先生が提唱する「1%戦略」(ニッチな層に突き刺さるコンテンツを出す)をやるべきか。 (菅原さん)回答: YouTubeを始めたばかりの「100人まで」が非常に大切。 この最初の100人は、知り合いに頼んで登録してもらうのではなく、本当にその情報に興味がある「コアなファン」で集めるべき。 属性がバラバラのフォロワーでは、YouTubeのアルゴリズムによって拡散されにくくなる。 情報に興味のない人には「登録しないで」というくらい、ターゲットを絞って発信することが重要。 菅原さん自身も妻にはチャンネル登録してもらっていない(属性が違うため)。 (竹内さん)補足: YouTubeで成功するためには「かっこよさ」が非常に重要。 菅原さんのような声の良さやスーツへのこだわりなど、税理士のイメージを払拭する「かっこよさ」が人気の一因。 AI活用とデータサイエンスという専門分野に特化するハリキさんも、論理的で知的な「かっこよさ」を追求すべき。 「見た目」は変えやすい要素なので、髪型や服装など、プロフェッショナルとしてのブランディングを意識すること。 「カリスマ性」を磨くためには、日本の漫画(ドラゴンボール、キングダム、ワンピースなど)から「あり方」や「発言」を学ぶのが良い。 10. 菅原さんへの質問9: 事業承継とホールディングス化(山本さん) 質問内容: 父親が社長の電気工事会社で事業承継を予定。株価が上がっており、銀行からホールディングス化を提案されたが、銀行の思惑もあり判断に迷い。将来的な会社売却も視野に入れている。 (菅原さん)回答: ホールディングス化: 株価を下げる有効な手段。銀行の提案は、ホールディングスへの融資を通じて収益を得るのが目的だが、会社側に一方的な損はない。 税理士との関係: 現在の税理士が事業承継や売却の相談に乗れていないのであれば、変更を検討すべき。 菅原さん自身は顧問契約する顧客とは毎月2時間の会議を行い、事業計画やビジョンを共有することで、的確なアドバイスを提供している。 経営者も受け身にならず、税理士に会社のビジョンや目標を明確に伝え、アドバイスを求める姿勢が重要。 (竹内さん)補足: 銀行がホールディングス化を提案しても、事業拡大を強制する意図はない。あくまで事業承継をスムーズにするための手段。 ただし、攻めなければ会社は自利貧になる。 11. 菅原さんへの質問10: 輸出入での関税申告漏れ(井上さん) 質問内容: 中国からのBtoC少量輸入で関税の申告漏れが発生している。事務所に届くものは申告できるが、顧客に直接届くものまで追跡して申告すべきか悩む。 (菅原さん)回答: 関税は税理士の管轄外。 管理できないものは、無理に追跡しなくて良い。後で指摘されたら、追徴課税は発生するが支払うという考え方で良い。労力を考慮すると、現実的な対応。 最近、関税の申告漏れ対策としてAIを使ったシステムを開発したニュースもあった。 (竹内さん)補足: 業務委託契約のリラクルで、個人事業主の納税を促した経験。 税務署から目をつけられる可能性はあるため、告知義務など「努力はした」という姿勢は重要。 法人と個人では税務署の管轄が異なり、C(個人)への追及は難しい傾向がある。 12. 菅原さんへの質問11: 炎上経験後のブランディングと事業拡大(上野さん) 質問内容: 3年前に事業で炎上経験があり、SNSなどを控えてきた。新規事業(相続用不動産の売却特化)を拡大するにあたり、誹謗中傷への対処とブランディングについて。 (菅原さん)回答: 業者を使ってネット上の誹謗中傷記事などを削除することを推奨。 自身は誹謗中傷を気にしないタイプなので、気にせずに突っ走る。 (竹内さん)回答: 誹謗中傷への対応もブランディングの一部。「かっこよさ」を追求することが重要。 反論したり、言い訳したりすることは器の小ささを露呈し、かっこ悪い。 「色々言われていますが、私はやるしかないんで頑張ります」という姿勢を貫けば、ファンはできる。 誹謗中傷をする人は顧客にならない。サービスを利用したいと思う人は、誹謗中傷が「本当か」を調べ、その後の態度や他の人の評価を見て判断する。 常に「かっこいい対応」を心がける。自身の反論経験を反省し、今はコメント欄での反論は一切しない。 見た目、発言、行動全てにおいて「この人かっこいい」と思われる美的センスを養うべき(日本の漫画から学ぶ)。
**菅原さん退席後** 13. 井上さんへの質問12: 分社化のメリット・デメリット(竹内さん) 質問内容: 訪問介護事業(3~4年目、年商1億)とアサイーボウル専門店(6月開始)を同じ会社で運営。経費管理が複雑化し、分社化を検討しているが、知識がない。 (竹内さん)回答: 経費管理の煩雑さ: 分社化しても、どちらの会社の経費かという振り分け作業は必要なので、煩雑さはあまり変わらない。税理士に依頼すれば、一社でも事業別に成績表を作成してもらえる。 分社化のデメリット: 損益通算ができない: もし片方の事業が赤字になった場合、もう片方の事業の利益と相殺して税金を圧縮することができなくなる。 例: 1000万円の損失が出た場合、他事業の利益1000万円と相殺できれば、税金が不要になり、実質的な損失は500万円程度で済む。 アサイーボウル事業のリスク: スイーツ業界のブームは短命(半年~1年半程度で落ち着く)。投資回収を半年程度で行う必要がある。現在の利益率では回収に時間がかかる可能性があり、人件費コントロールが重要。 結論: 現状では分社化は推奨しない。撤退時に損益通算できるメリットが大きい。 分社化の留意点: 税務署から税金逃れと見られる可能性や、合併時からの経過年数による制約もあるため、慎重な検討が必要。 14. 菅原さんGPTの作成希望(のんさん) 質問内容: 竹内さんが作成している「MyGPT」のように、菅原さんの「MyGPT」を作ってほしい。 (竹内さん)回答: 菅原さんにインタビューを行い、その考え方を学習させた「菅原さんGPT」を作成することについて、菅原さんから承諾を得た。 15. 産後骨盤矯正専門院の差別化と集客(りょんさん) 質問内容: 産後骨盤矯正の需要減、競合増により集客に苦戦。産後ダイエットにシフトしているが、差別化が難しい。専門院だからこそできる独自の打ち出し方や今後の方向性についてアドバイス。 (竹内さん)回答: 「ドクター感」と専門性の確立: 単なるサービス業ではなく、「専門医(ドクター)」としての自信と専門性を前面に出す。 「はい、こうやってください。こうしないとダメですよ」という強い姿勢で顧客をリードする。 「3万人もの産後女性を見てきた」という圧倒的な実績を堂々とアピールし、「唯一無二のブランド」を築く。 ブランディングの徹底: SNSや顧客との接し方においても「カリスマ、産後ダイエット師」としてのドクター感を追求する。 リスクリバーサル: 顧客のリスクを自分が取る覚悟(「私が幸せにしてみせます」)。 「紹介してくれた方を絶対に満足させます」という強いコミットメントを示す。 「時期を間違えれば、そのままの体になってしまう」と、顧客にとって必要な情報として明確に伝える。 自信と行動: 顧客や周囲の人に自信を持って働きかけ、紹介を増やす。 合宿参加の推奨: 自信をつけるために合宿への参加を再度推奨。 16. 回数券とサブスクリプションの選択(岡部さん) 質問内容: 脱毛業界のニュースを受け、美容室、ヘッドスパ、育乳サロンで、回数券とサブスクリプションのどちらが今の時代に合っているか。 (竹内さん)回答: 金額による判断: 8万円程度の回数券であれば、消費者にとって大きなリスクとは感じられないため、割引が付く回数券で問題ない。 数十万円の高額契約であれば、サブスクリプションの方がリスクが低いと感じられる可能性がある。 顧客へのリスク担保: 契約書に「万が一倒産しても最優先で返金する」旨を明記するなど、顧客が抱くリスクへの不安を払拭する姿勢を示す。 スタッフの意識改革: 顧客からの「ありがとう」で承認欲求を得る「職人気質」のスタッフは、回数券や高額契約、回転率向上に抵抗を感じやすい。 経営者は、スタッフが顧客に喜ばれることだけでなく、経営目標達成に貢献したことに対して、積極的に褒め、表彰する場を設ける。 「経営者に褒められたい」という欲求を強く持たせることで、経営者の意図に沿った行動を促すことができる。
**閉会の挨拶(竹内さん)** 本日のセッションは竹内塾の壁打ちコンサルとして開催された。 ゲスト講師として菅原さんに来ていただき、貴重な学びとインサイトが得られた。 オンラインサロンメンバーには、今後もこのような機会を積極的に活用し、質問を通じて自己成長につなげてほしい。 菅原さんへの感謝と、今後も深い付き合いを希望する旨を伝える。 参加者への感謝を述べ、オンラインサロン内での活発な交流を促す。