導入:参加者の抱える課題と期待
(参加者A)口腔内環境へのアプローチだけでなく、矯正治療中に顎が痛くなったり、食いしばりやパラファンクションが起こったりする患者さんがいるのが悩みです。治療期間中に進行が悪くなるため、手立てが少なく、新しいアプローチを学びたいです。 (ワニー氏)ありがとうございます。矯正歯科からの依頼は多いです。「矯正を始めたら顎が痛くなった」「噛めない」「ゴールが分からなくなった」「正中どこ?」といった相談が多いですね。皆さんの役に立てると嬉しいです。 (参加者C)私は姿勢や前方頭位について勉強しています。自分自身がストレートネックで、この人は症状はないけど予備軍だな、という患者さんへのアプローチを知りたいです。 (ワニー氏)前方頭位はほとんどの人がなります。症状が出ていなければまだ良いですが、いずれ出てきます。子供からお年寄りまで、全ての人が罹患する可能性があります。加齢によって頸椎が曲がるため、さらにリスクが上がります。PGI(口腔顔面痛)に役立てればと思います。 (参加者A)全身となると際限なく広がりますが、歯科がどこまでやるべきか、その塩梅が難しいと感じています。 (ワニー氏)やりすぎると失敗することもあります。ただ、顎関節症と全身は絶対に関係あります。我々は頭頸部、この辺までをやって、後は専門家にお任せする形式が良いと思っていますが、ここ(頭頸部)を触ると下の姿勢も変わることがあります。その辺りをお伝えできればと思います。 (参加者D)顎関節周辺の姿勢を勉強しましたが、顎の状態と全身の因果関係をもう少し深く理解したいです。 (ワニー氏)今日は、僕らが施術する方法と、患者さん自身にストレッチしてもらう方法の2つを習得してもらいます。施術は整体のごく一部を使います。